川本眼科

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川本眼科だより

川本眼科だより 174駐車場の拡張整備 2014年7月31日

川本眼科の駐車場が広く、大きくなりました!

環状線から駐車場の看板が見えます! 初めて来院される方にも分かりやすくなりました。

今回は、駐車場の確保と整備についての裏話をお教えしましょう。

職員用駐車場を移転統合

今まで、患者さん用の駐車場とは別に、職員用の駐車場がありました。少し離れた場所にあって不便でした。幸い、患者さん用の駐車場の隣地が手に入ったので、移転することにいたしました。

そうなると、患者さん用と職員用を区別する意味はほとんどありません。区別をなくすことで、駐車スペースの有効利用が図れます。

そういう事情で、駐車場の面積は広くなっても、患者さんにとっての駐車可能台数が大幅に増えた訳ではありません。非常勤の医師や視能訓練士も同じ駐車場を使います。それでも今までに比べて2~3台は増えているはずです。

防犯カメラは画像鮮明

駐車場には防犯カメラを設置しました。

アツミ電気という防犯機器メーカーの製品です。この会社にあるサーバーを経由して、川本眼科のパソコン上で遠隔監視ができます。

画像は予想していたより解像度が高く、部分的に拡大することもでき、ナンバープレートが十分判読できます。昼間は普通のビデオカメラですが、夜暗くなると自動的に赤外線カメラに切り替わります。夜間の画像は白黒ではありますが暗いのに驚くほど鮮明です。

24時間録画し約2週間保存

防犯カメラの映像は昼夜を問わず24時間ハードディスクに録画されます。録画できる期間は設定によって変わり、画質や動きの滑らかさを犠牲にすれば何ヶ月分も記録できます。

今は画質を優先した設定になっていて、およそ2週間分保存することができます。ハードディスクが一杯になると、一番古い録画から順に最新の録画で上書きされます。ですから、半年も前の出来事が残っている訳ではありません。

駐車場内の事故、当て逃げ、車上荒らし、車の盗難などを映像で記録してあれば、解決のために役立つはずです。そして、実は一番期待しているのは抑止力です。「防犯ビデオで録画中」とデカデカと書いておけば、うちの駐車場で悪いことをするのは躊躇するだろうと考えているのです。

開業時には駐車場確保できず

川本眼科は、1994年に開業しました。桜本町駅1番出口のあるビルの1階に、テナントとして入りました。

私は、当初から医療機関に駐車場はどうしても必要だと思っていましたが、最初は全く確保できませんでした。駐車場がないのはまずいと難色を示す私に、家内は「眼科は目が悪い人が多いし、散瞳するときはどうせ車の運転はできないんだから」と楽観的。私は納得はできませんでしたが、
甲斐性もなくてやむを得ず駐車場なしの開業。

当初はなんと、院長が通勤に使う車を駐める場所すらありませんでした。仕方がないので、隣の林家具さんに頭を下げてお願いして、自分の車の分だけは林家具の駐車場を間借りさせてもらいました。縁もゆかりもなかった私達の頼みを、飛び込みにもかかわらず快く引き受けて下さった林社長には今でも感謝しています。

開業してみたら、当初はガラガラで閑古鳥が鳴いており、駐車場なんて不要でした。もし駐車場があったとしても、駐車場も閑古鳥が鳴いていたことでしょう。

空き地を借りて数台分確保

開業してほどなく、近所の土地を借りることができました。間口が狭くて駐車場には向かない形状ですが贅沢は言っていられません。奥から詰めて何とか4台分確保。奥の車が出るときには手前の車を動かしていただくのですが、不便きわまりありませんでした。

その後もあっちに1台分、こっちに1台分、と確保していきましたが、分散していると使い勝手が悪くて困るのです、やっぱり。

車が駐められないと苦情をいただくことも結構ありました。

ようやく確保した駐車場

川本眼科は2000年に移転しました。土地を買って建物を建てることにしたのですが、その頃には遠方から受診される方が増えたので、駐車場はどうしても必要になっていました。

最初は1階や地下を駐車場にする案、立体駐車場を併設する案など検討していましたが、問題が多くて行き詰まっていました。間口の広さや面積を考えると無理があるのです。

結局、建物と駐車場を一体化することはあきらめました。近所に駐車場用地を探しましたが、全然見つからず、一時は途方に暮れました。移転直前になって裏手に駐車場を確保できたときはホッとしました。

院長の車は車庫から立ち退き

川本眼科を建てたとき、院長の車のための車庫を作りました。建物正面左側にありました。子供が小さかったので重宝しました。

建築後数年したら受付・事務室が手狭になり、やむを得ず車庫をつぶして事務室を拡張しました。院長の車は立ち退かされ、裏手の駐車場に引っ越しました。今でも駐車場の名残りでシャッターや扉が残っていますが、実はその裏側は壁になっています。撤去するにもお金がかかるため、苦肉の策でした。

時には混雑することも

川本眼科の駐車場は23台駐まれるので、職員も使うとは言え通常は十分なはずですが、土曜日など時間によっては満車になってしまうことがあるようです。申し訳ありません。

ただ、駐車場前の道路は狭く、その割に交通量が多いので、駐車場が空くのを路上駐車して待つことは避けていただくようお願い申し上げます。

(2014.7)