川本眼科

文字サイズ

小 中 大

院長のつぶやき

院長のつぶやき20周年記念パーティー

11月1日は川本眼科を開業した記念日。
今年は20周年になる。
お世話になった方々を招いてパーティを開いた。
82名の方がお祝いして下さった。

司会は自分でやった。だいぶとちったけれどご愛敬。
出席者に楽しんでいただくために趣向を凝らした。
・江戸家猫八さんの動物のものまね
・フルートカルテットの演奏
・20周年を振り返るビデオ
・スケッチブックリレーのビデオ
・特にお世話になった方々の紹介
料理は鉄板焼、しゃぶしゃぶ、寿司、中華そば等々

概ね好評だったようで、ホッとしている。
皆さん、ありがとうございました。
次は30周年に向けて頑張ろう。

お祝いに、川本眼科にお花をたくさん頂戴した。
診療所内が花で埋まり、置き場所がない。
お花の一部は今回お世話になった人に差し上げた。
一部は自宅に運んだ。診療所には3つだけ残した。
診療所内に飾れなくて申し訳ないが、仕方ない。

普段はお花を買っている。
一度に集中せず、時期をずらして頂戴できれば理想的だが。
解決策としては「花のギフト券」なんてものがある。
合理的だが、自分が贈る立場でも、ギフト券にはしにくい。
造花を送って下さった方もいた。それも一法だと思う。

皆様、川本眼科をこれからもよろしくお願いします。

(2014. 11.3)

院長のつぶやき政治とカネ

近頃ニュースに「政治とカネ」の話ばかり増えた。
昔もこんなことがあった・・・既視感を覚える。
確かかつての社会党が盛んに与党政治家を攻撃していた。

基本的にお金が与党に流れやすいことは想像に難くない。
野党としては攻撃しやすい事項だと言える。
大衆を感情を煽るのにもってこいのテーマでもある。

だが、これって、マスコミの取り上げ方に疑問を感じる。
何日もニュースの続報を出し続けるほどの話だろうか?
情報の取捨選択がワイドショーみたいになってきた。

うちわを配るのが法律違反か否かなんて重箱の隅の極致だ。
そもそも選挙には金がかかる。政治家はカネと無縁ではいられない。
政治家はみんな同じようなことをしているに違いない。

私は、角を矯めて牛を殺す愚は避けるべきだと思う。
白い猫でも黒い猫でもネズミを捕るのが良い猫だ。
政治家は政治手腕でこそ評価されるべきだ。

信念と見識を持ち、きちんと自分の言葉を語れること。
外国とのタフな交渉ができること。
利害が対立する中で調整することができること。
未来へのグランドデザインを描けること。
そういう評価軸こそ重視すべきだ。

清廉潔白だけど無能な政治家など、要らない。

(2014.10.28)

院長のつぶやきアルコンの最新コンタクト

アルコン主催のコンタクト新製品発表会に招待された。
(もともとはチバビジョンという会社。アルコンに吸収合併された)
場所はヒルトン名古屋。力が入っている。
酸素透過性と快適な装用感を実現した画期的なコンタクトだと力説。
ただ、前にも聴いた話の繰り返しで、新情報は少ない。
あまりにも宣伝臭が強くて、いささか辟易した。

新製品の名前は「トータル・ワン」
既に9月末に発売されたものだ。川本眼科でも扱っている。

現在、酸素透過性で一番優れている素材はシリコンハイドロゲル。
川本眼科でもお勧めしている。

ただ、シリコンハイドロゲルには欠点もある。
ちょっと固めで、装用感が高含水レンズに劣る。
それから、タンパク汚れには強いが油汚れに弱い。
女性は化粧をする。ハンドクリームを使う。
注意したつもりでも微量の油で曇ってしまう。

トータル・ワンは新技術で酸素透過性と快適な装用感を実現した。
「ウォーターグラディエント」という新技術が鍵なのだそうだ。
意味不明な用語だが、サンドイッチ構造だと考えればわかりやすい。
シリコンハイドロゲルの表面を高含水レンズが覆っているサンドイッチ構造。
外側は高含水レンズだから装用感も良いし、油汚れにも強い。
内部はシリコンハイドロゲルだから、酸素をよく通す。

当院のスタッフも使ってみた。確かに装用感は良い。
1日使い捨てタイプの中では一番優れていると言えるだろう。
ただ、外す時に指が滑りやすく、コツがいる。
それから、値段も1割ほど高くなる。

今までのコンタクトに満足しているなら、別に変える必要はない。
今のコンタクトの装用感に不満なら、試してみる価値はある。
コンタクトがすぐ汚れて曇るケースにも良さそうだ。

(2014.10.18)

院長のつぶやき防犯カメラと目撃証言

北九州の連続放火事件では、被害者とされていた女が犯人だったそうだ。
密かに設置した防犯カメラの映像が決め手になったという。

神戸市で小1の女の子が殺害された事件では、
防犯カメラに女児の後ろを歩く容疑者の姿が写っていたという。

万引き犯が防犯カメラのおかげで特定され捕まったというニュースもあった。
女性に抱きついた強制わいせつ犯も防犯カメラの映像で特定されたという。
いずれも、カメラがなければ絶対に捕まらなかったと思われる。

いまや防犯カメラは犯罪捜査の最大のツールとなった感がある。

かつては目撃証言が頼りだった。
だが、人間の記憶は頼りない。昨日のことでもよく覚えていない。
服の色とか身長とか、記憶は曖昧で当てにならない。

しかも、誘導により記憶は変容することが心理学の実験で確かめられている。
 祥伝社新書「記憶は嘘をつく」
 講談社選書メチエ「嘘をつく記憶-目撃・自白・証言のメカニズム」
 
警察がしつこく何度も尋ねるうち、警察に迎合した目撃証言が作られる。
そうやって冤罪が起こったと指摘されている。
目撃証言を過度に重視すると、間違いが起こりやすいのだ。

目撃証言に防犯カメラの映像が取って代わったことは良いことだ。
今までは捕まえることが不可能だった犯罪を摘発できる。
あやふやな記憶により冤罪が生まれるのを防ぐことができる。

プライバシーの侵害だと言う人もいる。
しかし、公道を歩く人の映像が、それほど秘密にすべき情報なのか?
治安を守り、犯罪を抑止することは、優先順位の高い事項だ。
道を歩く姿を防犯カメラに撮られるくらいは甘受すべきだ。

私は、安全で安心な街に住みたい。
防犯カメラのさらなる普及を望む。

(2014. 9.30)

院長のつぶやき反日と反韓

インターネット上で日本と韓国がいがみ合っている。

韓国の反日は昔からだが、最近は暴走している。

韓国で問題なのは教育と報道による世論誘導だ。
疑うことを知らない子供たちに日本への敵意を刷り込む。
成人になっても、日本への憎しみは続くという寸法だ。
マスコミがあらゆる情報を反日の色に染めて歪める。
親日の言説は存在自体が許されない。
少しでも日本を擁護した者は激しく攻撃され、排除される。

日本にもこんな時代があった。
第二次世界大戦の頃のことだ。
子供たちに「鬼畜米英」と教え込んだ。
竹槍で米兵の藁人形を突き刺させた。
当時は「軍国少年」がたくさんいた。
新聞はすべて国策に協力し、戦争を擁護し賛美した。
少しでも異を唱えると非国民と罵られ、つまはじきにされた。

かつて同じことをしていたと知れば、人のことを笑えない。
閉塞した歪んだ社会にしないためには
「言論の自由」「少数意見の尊重」「多様性の許容」
が大切だ。社会を1色に染め上げるのは危うい。
今の日本にも、危険な兆候はたくさん見られる。
人の振り見て我が振り直せ。自戒したい。

日本は昔は低姿勢で冷静だった。
しかし、最近はひどく感情的になっている。
最初は不快を表明する嫌韓だったが、今は攻撃的な反韓だ。

先に反日を始めた韓国に大きな責任があることは間違いない。

「人間関係は鏡のようなもの」が私の持論である。
こちらが笑えば、鏡の向こうの相手も笑う。
こちらが怒れば、鏡の向こうの相手も怒る。
こちらが侮辱すれば、鏡の向こうの相手も侮辱し返す。
作用反作用の法則のように。

相手が理不尽なことを言ってきたとき、主張を曲げる必要はない。
自分が信じることを述べて、堂々と反論すれば良い。
名誉を守ることは大切なことだと思う。

ただ、目的のためなら何でも許される訳ではない。

日本側のネットでの言動は、エスカレートして過激になった。
罵詈雑言は、正直読むに堪えない。人間性を疑う。
差別主義者のような言動は、恥ずべきことだ。

反則攻撃をされたとしても、反則を仕返せば闇試合だ。
どちらが正しいか白黒の決着を付けることはできなくなる。

相手が感情的になっても、自分たちは理性的でありたい。
感情をコントロールし自制するのが、品格であり君子の度量だと信ずる。

(2014. 9.3)

院長のつぶやき

最近の投稿
2020年8月2日
最近の川本眼科
2020年6月8日
コロナの日常
2019年11月4日
名古屋市医師会急病センター
2019年11月1日
川本眼科25周年
2019年2月25日
リニア新幹線
2019年2月3日
北側への増築工事
2018年4月26日
受診されていない方のお問い合わせ
2018年4月16日
身体障害認定基準の改正
2018年4月13日
スマホの買い替え
2018年2月25日
入試出題ミス救済処置への疑問