院長のつぶやき 伊吹文明衆議院議長の体罰容認発言 2013年2月11日
伊吹氏は「体罰を全く否定して教育なんかはできない」と述べた。
IOCで同じことを主張してみればいい。
どれだけ顰蹙を買うことか。
それとも、オリンピック招致に反対で、わざと言っているのか?
体罰は、上に立つ立場の人間が感情的になって振るう暴力だ。
上下関係を前提に、下の立場の者に与える制裁だ。
愛のムチ、などというのはたいてい後付けの言い訳だ。
必要な暴力もある、などと言い出せばキリがない。
線引きをする明確な基準など存在しないのだから。
そして暴力はどんどんエスカレートする。
この人は自分が日本の立法府を代表していることを自覚していない。
発言の重大性に鑑み、議員辞職するしか道はないと思う。
衆議院議長までやって、功成り名遂げたのだから、引退すればいい。
政治家なんだから、自分の発言には責任を取らないとね。
(2013. 2.11)