川本眼科

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院長のつぶやき

院長のつぶやき最近の川本眼科

COVID-19は当分収束しそうもない。
最大の懸念は医療体制が逼迫しないか。
爆発的に重症者が増えると困る。
経済が大事なのはわかる。困難な舵取り。
政策責任者には的確な判断をお願いする。

川本眼科は引き続き地道に診療を続けるしかない。
換気・消毒・ソーシャルディスタンス・・
コロナ対策は毎日毎日気を緩めずに継続。
職員はすごくまめに消毒してくれている。

患者さんはかなり戻ってきた。
川本眼科での感染リスクはかなり低い。
換気扇だけで院内の空気は1時間に3~4回入れ替わる。
さらに1時間毎に窓もすべて開けている。
買い物でお店に入るのと同等か低いはず。
レストランや飲み屋よりは相当に低い。
(飲食ではマスクを外して会話するから)

病気の悪化リスクをよく考えてほしい。
多少の受診控えは理解できる。白内障など。
でも、受診する必要性が高い場合はある。
例えば、手術後なのに受診をやめるのは危ない。
緑内障で目薬がなくなっても受診しないのはダメ。
視野が悪くなったら元には戻らない。
やっぱりテレビでコロナばかり取り上げるから
「緑内障よりもコロナが怖い」となりがち。

コロナの感染リスクはそれほど大きくはない。
換気とマスクと手洗いでリスクは減らせる。
きちんと対策すれば心配しすぎる必要はない。

それでも、院内滞在時間が長くなると心配。
診察時間を短くするよう努力している。
患者さんが多い日はやっぱり難しいが、
それでも以前よりは早く終わるはず。

昼の休憩も職員を分散させている。
休憩室でのクラスター発生が報道されて以来。
数人ずつに分かれ、別の部屋で距離を取って昼食。
たぶんここまでやっている病医院は少ないはず。
(そもそも普通はそんなに部屋がない)

月1回やっていた勉強会は長期中止。
そろそろ再開しようかと思ったら第2波襲来。
教育のため必要なのだが再開の目処が立たない。

臨床眼科学会には毎年参加していた。
今年は10月に東京で開催。
参加は見合わせることにした。
後でWEBで聴講可能らしいので、それで済ます。

当分、今までと同じ行動はできない。
細心の注意を払いながら、診療を続ける。

(2020.8.2)

院長のつぶやきコロナの日常

最近、更新をサボっている。
何か書くと当然いろいろ反応もある。
必ずしも好意的な反応ばかりではない。
だんだん歳を取ってきて対応するのが億劫になった。
目立つと攻撃されやすいのは間違いないし。

ここぞと言うときには声を上げる必要があるが
なるべく無用な喧嘩は避けるようにしたい。
そんなわけで最近は筆無精モードにある。

さて、今一番振り回されているのは
新型コロナウイルスCOVID-19。

でも、もっとひどいことになると予想していたが
幸いなことに、日本では欧米と違って
それほど猛威を振るってはいない。
死亡率は2桁も低い。

これは中国や韓国も同じだから、
政策の善し悪しではなさそうだ。
遺伝子の違い? 生活習慣の違い? 皆保険だから?
謎である。たぶん多くの人が予想を外した。

過去にも似たウイルスが知らないうちに流行していて
既にみんなが抗体を持っていたのかも知れない。
弱毒で風邪と見分けがつかなかった可能性はある。

このまま今の状態で推移すれば、多少増減があっても
当初予想された壊滅的な打撃は免れそうだ。
もちろん油断は禁物である。
ウイルスが変異して強毒化して第2波、もありうる。
最悪の事態を想定して準備することは必要だろう。
まだまだこの先の展開は予想がつかない。

最近、学会がほとんど中止になった。
院内の勉強会も中止した。
製薬メーカーの担当者の面会もなくなって、
今は資料が郵送で届くだけだ。
当分、元通りにはなりそうもない。

患者さんの来院数はかなり回復した。
でもやっぱり以前よりはかなり少ない。
院内滞在時間をなるべく短くするために
時間のかかる検査は減らしている。
減収だが、他の業種よりはましなのだろう。

マスクはかなり入手しやすくなった。
認定マークなしの中国製品ばかりだが。
後はエタノールが欲しい。
注文してもなかなか届かず困っている。

天は時間を与えてくれた。
この間に準備する必要がある。
重症者用の医療体制
ワクチンや薬の開発
リモートワークの普及
オンライン授業にすぐ切り替える体制作り
いくらでもやることはありそうだが、
油断して時間を無駄にしているように見える。
心配だ。

(2020. 6.8)

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