川本眼科

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院長のつぶやき

院長のつぶやき2011年を振り返って

2011年は東日本大震災、大津波、原発事故の年だった。

あらためて亡くなられた方々のご冥福をお祈りしたいl。

そして1日も早く復興しさらなる発展・飛躍へとつながりますように。

被災地に送るメガネを集めたり、節電に苦労したり。

学会もずいぶん中止になった。

ようやっと落ち着きを取り戻してきた感がある。

来年こそ希望と再生の1年になることを強く願っている。

地震や津波は仕方ないとしても、原発は人災だと思う。

原発の存在そのものが人為の所産だから。他に選択肢はあったのだから。

なでしこジャパンのワールドカップ優勝は久々の明るいニュースだった。

快挙だと思う。そして震災に打ちひしがれた人々に希望を与えた。

人々に失望しか与えていない政治家は見習って欲しいものだ。

今日は仕事納め。川本眼科は明日から1週間休診いたします。

それではみなさん、良いお年をお迎え下さい。

(2011.12.28)

院長のつぶやき救命救急士の挿管

12月20日に長崎の離島で救命救急士が気管内挿管をしたことが問題になっているらしい。

患者は船で搬送され、結局は死亡した。

挿管にあたり医師の指示を受けなかったことが違反とされているようだ。

でも、危急の際に電話で指示を仰いでいる余裕などどこにあるのか。

警察が業務上過失致死の疑いで調べているとも聞く。

医師のみの掲示板(m3.com)では匿名でやたらとバッシングする向きもある。

しかし、私はこの行為は、少なくとも人命救助の目的にはかなっていると思う。

人が死ぬか生きるかの瀬戸際に手続き論や形式論を持ち出してもねえ・・

この離島には医師はいなかった。搬送もヘリではなく船だと言うのだ。

つまりこの救命救急士以外に救命を担える人間はいなかった。

マスクを使えばよいという議論もあるけれど、マスクで上手に換気するのは結構難しい。

挿管する技術があれば挿管したほうが確実だ。

だいたい、現場にいなかった人間が事情もわからないのに勝手なことを言うのはおかしい。

正しいことをした人間がいわれのない非難を受けて萎縮することがなければいいが・・

(2011.12.25)

院長のつぶやき外来100円負担反対の署名運動

医師会が「受診時定額負担に反対する署名運動」を繰り広げている。

これは厚労省がまとめた高額療養費制度の見直し案↓に反発したもの。

(1)高額療養費制度の自己負担額を年収600万円以下の中低所得層で引き下げる

(2)そのための財源として外来患者が受診するたびに100円を上乗せ徴収する

この(2)に医師会は強く反発した。医師会員に署名運動を呼びかけた。

なるほど、負担は少ないに越したことはない。安ければ安いほどよい。

ただ、この案は国民全体の負担額としては差し引きゼロだ。

(もちろん試算が正しいかどうかという議論はありうるとは思うが)

負担減をどこかで負担増で補わなければ税金で補填するしかない。

しかし税金だって消費税の議論をみれば簡単に増税などできるはずがない。

日本では高福祉高負担がコンセンサスを得ているとはとても言えまい。

受益者負担原則から考えても受診者全体で多少の負担増はやむを得ないように思える。

まあ、どこから取っても取られる側は反対するに決まっている。

私には100円負担がそれほどとんでもない案には見えない。

もちろん、もっと良い案はあるかも知れないが、それは冷静に議論すれば済む話だ。

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医師会が反対するのは「受診抑制」を恐れているのだと思う。

特に毎日のように通院させて処置をするタイプの診療をしていると影響が大きい。

傍目からは結局開業医の利益擁護のための反対と見られているはず。

うちのように今月来院した患者の平均通院回数が1.1回程度では影響は極微。

6ヶ月に1回受診なんて人も多いから、年間で平均を取ると月1回を下回るだろう。

うちの患者さんにはほとんど関係ない話なのだ。

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医師の冤罪逮捕糾弾とか無過失補償制度創設とか原発反対とかなら大いに協力する。

署名運動という伝家の宝刀を抜くのはもっと大事な話の時に限ったほうがいい。

(2011.11.14)

院長のつぶやき中京都市圏パーソントリップ調査

中京都市圏パーソントリップ調査なる調査票が送られてきた。

人の流れ、交通機関の利用方法などを詳しく調べるという趣旨らしい。

河村たかし市長の写真が入った挨拶文が同封されていた。

住民基本台帳からの無作為抽出にたまたま当たってしまったわけだ。

面倒くさくて本当はやりたくないが、仕方がないので真面目に協力した。

回答拒否が多いと「無作為に選んだ」の信頼性に響く。

私自身もこの種の調査をしたことがあり、担当者の苦労がわかるから。

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でも、あまりにも調査が細かすぎてきちんと答えようとするとメチャクチャ大変。

すべて記入し終わるまでにものすごく時間がかかってしまった。

これ、大半の人は真面目に答えていないよ、きっと。

調査拒否が続出して回答率も低そう。

たとえ回答しても、うんざりして相当いい加減に答えた人もすごく多いはず。

何カ所も移動した人ほど、途中を省略して答えたに違いない。

なるべく移動しなかったと答えたほうが回答が楽だから。

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こういう、ものすごくバイアスのかかった調査で正確な現状分析はできまい。

それでも、一応数字だけは出てくる。不正確でも。

役人が「ちゃんと仕事をやりました」というアリバイ作りにはなるのだろう。

(2011.11.13)

院長のつぶやき迷惑な売り込み電話

不動産業者などの電話セールスに悩まされて、10年ほど前に自宅の電話番号を変更した。

それ以来、自宅の電話番号は原則として名簿には載せない。

名簿に載せるといつのまにか流出して業者の手に入り、元の木阿弥となる。

たいていの場合、診療所に昼間電話してもらえばすむ。

番号を変更するとさすがにセールス電話はぱったりと途絶え、快適だった。

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しばらく迷惑電話がなかったので油断して、2つばかり名簿に自宅電話を載せた。

会員にしか名簿が渡らないはずだった。信用していた。

甘かった。

以前ほど頻繁ではないが、また売り込み電話がかかるようになってしまった。

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とくに悪質なのが「創生」なるマンション業者。

会員にしか配布されないはずの名簿を不正に入手したのだろう。

しかも、自社のデータベースに登録してあるらしく、何度も何度も電話がかかる。

入れ替わり立ち替わり別の人間がかけてくる。

「マンション経営も節税も資産運用も興味ない」と断っているのにまたかかる。

どこで電話番号を知ったのか聞いても口を濁して答えない。

電話番号データの削除を要求しても知らん顔。

さすがに腹に据えかねたのでネット上で実名を出す。

こんな商売の仕方がまかり通ると思ったら大間違いだ。

(2011.11.5)

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