院長のつぶやき 名古屋市医師会急病センター 2019年11月4日
昨日は名古屋市医師会急病センターの当番だった。
ここは休日・夜間の救急診療のみ受け付ける診療所。
眼科は夜間診療をしないが、日曜祝日に診療する。
手術などはここではできない。
重症の場合は大学病院などの2次救急に依頼する。
地方により救急体制は異なる。
クリニックが持ち回りで休日診療する地方もある。
この方式だと休日出勤する職員の負担が大きい。
患者さんの側もどこで診療しているがわかりにくい。
急病センター方式なら専任の職員を雇える。
無理に休日出勤をお願いしなくて済むのは大きい。
患者さんにはいつも同じ場所なのでわかりやすい。
医師には慣れない場所での診療になる。
看護師さんとも初対面の場合が多く、お互いやりにくい。
医療機器も自院とは違うので、操作に迷うこともある。
使いたいと思った器具が置いていないこともある。
処方できる薬にも制限があって、選択の余地が少ない。
急病センターに出務しても代休は取れない。
医者だから仕方がないが疲れは溜まる。
必要性は重々承知だが、好んでやりたい仕事ではない。
通常は年1~2回輪番で回ってくる。
これを年10回以上担当して下さっているのが
吉田統彦(つねひこ)先生。
眼科医にして衆議院議員という方。
ありがとうございます。本当に助かっています。
二足のわらじは大変だと思いますが頑張って下さい。
幸い、今回の出務は無事終わった。
今回は連休なので翌日休める。
連休に旅行に行くことはできなかったけれど、
普段なかなかできない雑用が片付けられた。
さあ、明日から自院の診療を頑張ろう!
(2019.11.4)