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院長のつぶやき 入試出題ミス救済処置への疑問 2018年2月25日

入試出題ミス救済処置への疑問

国立大学の入試で出題ミスが相次ぐ。
ミスが発覚すると「救済処置」が取られる。

救済処置は一般的に
「その問題を全員が正答したと取り扱う」
という形で行われる。

この救済処置は相当問題がある。
その問題を解くのに時間を費やした人は
他の問題を解く時間が足りなくなったかも知れない。

出題ミスのために正答がなくなり、
受験生を惑わせた可能性は十分あると思う。

マークシート式では見極めは難しい。
「全員を正答とする」しかないかも知れない。

だが、記述式ならば、解答を丹念に調べれば、
ある程度思考過程をたどることができる。
それに基づいて部分点を与えるべきだ。

部分点方式も完全に公平な救済処置ではない。
それでも全員正解よりは公平だと思う。

ただし、部分点方式は時間がかかる。
1枚1枚丹念に解答を読み直すのは大変だ。
全員正解なら、時間はかからない。

要するに、大学側が手間暇を最小限にするために
全員正解にしていると推測している。

(2018. 2.25)

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