川本眼科

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院長のつぶやき

院長のつぶやき 息子の虫垂炎 2007年6月6日

息子が6月11日(月)に虫垂炎で手術をした。
家内(副院長)が看病のため3日間休診し、私1人で診療することになった。
この間、患者さんには大変ご迷惑をおかけした。
外来は混雑したし、時間のかかる検査は後回しにさせていただいた。
せっかく来院されたのに、張り紙を見てお帰りになった方もいらっしゃった。
この場を借りてお詫び申し上げます。

たかが虫垂炎(俗に言う盲腸)だが、いざ身内が病気になると大変だ。
手当が遅れると、穿孔して腹膜炎をおこすこともある。

息子は神戸にある灘中に入り、下宿生活をしている。腹痛をおこしても、
親はなかなか子供の状態がわからない。
下宿の大家さんが産婦人科の先生で、早めに「虫垂炎かも知れない」と
判断 して知り合いの外科の先生に連れて行って下さった。そのうえ、
幸運なことにたまたま学校の保護者会があって、家内が学校に行っていた。

新幹線で家内が息子を名古屋まで連れて帰った。
看病や付き添いのことなど考えればそのほうがよいと思った。
井上医院・井上先生のご尽力で大同病院ですぐに
手術していただくことができた。
術後見せていただいた虫垂はずいぶん腫れていた。

もし、大家さんが外出していたら・・・
もし、家内が神戸に行っていなかっ たら・・・
最悪、腹膜炎をおこして神戸で緊急手術になり、治療も長引いたに
違いない。
1週間以上、患者さんにご迷惑をおかけすることになったかも知れない。

こんなこともあるから、中学生の子供を遠くに下宿させるというのは、
心配が尽きない。親は腹をくくる必要がある。そして何より子供に十分な
覚悟がなければやめたほうが無難だ。
娘は名古屋の中学にしてよかったと思う。

不幸中の幸いで、息子は順調に回復しております。
お世話になった方々、ご心配をおかけしたみなさんに深く感謝いたします。
本当にありがとうございました。

院長のつぶやき

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