院長のつぶやき猛暑の中を受診して下さる患者さんに感謝
猛暑が続いている。名古屋は連日35℃以上。
それでも毎日患者さんが大勢受診して下さる。
ありがたいことだと思う。
白内障手術件数が増えている。
1日10件までと決めているのだが毎週毎週10件入っている。
通常の手術日は水曜だが、それ以外に月曜にも何件か入る。
それから、最近は硝子体注射の件数が増えている。
そのせいで、夏の暑い最中でも患者さんの数が減らない。
例年なら夏の午後はガラガラになったりするのだが、今年はそうでもない。
結果的に待ち時間が長くなる結果となっている。
時には2時間待ちになることもある。
長時間お待ちいただいてまことに申し訳ない。
仕方がないのでなるべく早くこなすように心がけている。
本当は患者さんと無駄話でもしながらゆっくり診たいのだが。
追われるように診察を続けるのは正直疲れる。
50歳を過ぎてから途中で小休止がしたくなるようになった。
疲れてくると笑顔が出ない。仏頂面になる。
高齢の患者さんの回りくどい話を根気よく聴く根気がなくなる。
だましだまし使っている指先のしびれも強くなってくる。
これではいけないと思うが、体が言うことを聞かない。
今からこんなんでは、60歳になったらどうなることやら。
ああ、それなのに・・
来月から近視進行抑制の新しい治療を始めることにしてしまった。
これを始めると小中学生の患者さんが激増しそうだ。
長年通って下さっている患者さんから苦情が出なければいいが。
(2012. 7.29)
院長のつぶやき誕生日
今日は私の誕生日だった。
そして川本眼科の夏のボーナス支給日。例年同じ。
皆さん、これからも患者さんのため頑張って下さい。
誕生日も54回目ともなるとあまりめでたくはない。
体が不調な箇所も増えるし。
娘など「あと1年経てば四捨五入して還暦だね」だと。
60歳前後を「アラ還」というのだとか。
一節によると55歳以上65歳未満のことだそうだ。
やれやれ、赤いチャンチャンコが近づいているのか?
一応、気持ちだけはまだまだ若いつもり。
最近、美容院なるものに行き始めた。
大昔に行って以来だ。20年以上前だと思う。
恐る恐るパーマもかけてみた。(ごくごく弱く)
ちょっとイメージが変わったと本人はご満悦なのだが、
実は誰も気づかなかったみたいだ。
ちょっと残念。
懲りずに来月またチャレンジしてみるか。
(2012. 7. 3)
院長のつぶやきパソコンの更新
メインで使っているパソコンの調子が悪くなってきた。
Cドライブが満杯になり、パーティション操作で空き容量を増やそうとしたがうまくいかない。
「Windowsの重要な更新」に何度も失敗する。
USBハブをいくつもつけてスパゲッティ状態になっている。
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インストールとアンインストールを繰り返すと残骸が残って悪さをするらしい。
ものの本にはクリーンインストールを勧めている。快調さを取り戻せるらしい。
だが、古くなったXPパソコンにそんな面倒くさいことをする気はおきない。
それに、購入して4年。そろそろハードディスクのクラッシュも心配だ。
前回はハードディスクのデータ復旧に40万円もかかった。
もう、保証も切れている。
いろいろ考えた末、そろそろ潮時と考え、買い替えることにした。
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ゲームなどほとんどしないので、CPUは一昔前のものを使って安く済ませていた。
だが、今回は考え直した。費やす時間が一番長い道具だし、やっぱり性能が一番大事だ。
まず、CPUは最新のものにし、メモリも8GB載せることにした。
ハードディスクは2TB2台で二重化し、一方がクラッシュしても大丈夫なようにする。
(専門的にはRAID1とかミラーリングというらしい)
バックアップを自動でしてくれるソフトも入れ、これでデータ保全は万全だ。
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モニターも広いほうがよいと考えた。最近はワイド化して縦が寸詰まりの場合が多い。
ハイビジョンの縦横比に合わせたらしいが愚の骨頂だ。縦の表示面積が長くないと困る。
サムソンの1920×1200表示可能な24インチモニターを2つ並べて使うことにした。
これで、Windowをいくつも見える状態のままで開いて置くことができるはず。
デュアルディスプレイというらしいが、初めての試みだけにうまくいくかちょっと心配だ。
USBポートも3.0を6個、2.0を7個確保した。これでハブを使わなくても大丈夫だろう。
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今回はいつものDellでなくEpson Direct に注文してみた。
Dellは値段は安いけど、保証についてはEpsonのほうが安いので、トータルでどっこいどっこい。
昨日注文したら、もう明後日には届くらしい。注文生産とは思えないすごいスピード。
Dellはマレーシアなどで生産だから、こうはいかない。
これだけ奢った仕様にしても30万円にはならないのだから、パソコンは安くなったものだ。
医療機器だと、200~300万円は当たり前。時には1千万円を超える場合もある。
コストパフォーマンスで考えればトップクラスの優等生である。
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早く、届かないかな。
久々に、新しい機械が届くのを、子供のように心待ちにしている。
(2012. 6.6)
院長のつぶやき義援金の受領証
5/17に東日本大震災義援金の受領証が日赤から届いた。
1年以上も前のことで、いくら震災の混乱があったとはいえ、いくら何でも遅いんじゃないの?
単なる受け取りなんだから、通常なら1週間以内に出すのが筋。
受け取りでさえこんなに時間がかかっているなら、分配にはもっと時間がかかりそう。
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1年以上たって、何にいくら使いましたという報告書が付いているなら納得できる。
それなりの金額だったのだから、使途もわからないというのは何だかなあ・・・
別の機会にまた日赤に寄付しようという気持ちが失せる。
もっと具体的に使途を明示した寄付のほうが良かったのかも知れない。
(2012. 5.21)
院長のつぶやき原発ゼロに適応した社会へ
5月5日に日本中のすべての原発が停止して約1週間たった。
別に何も支障ない。電気が使えなくて原始時代に戻るようなことはなかった。
原発推進派はこの点でも嘘をついていたことになる。
「無知で感情的な反対派大衆にアメを与えてなだめつつ、安全性と必要性を啓蒙してやる」
というのが原発推進派の立ち位置だった。要するに上から目線。
今は時期が悪いとみてなりを潜めているが、根本的な反省はしていないようだから、
いずれは昔と同じ主張を繰り返すだろう。日本経済の将来を憂える義士の顔をして。
ただ、経済的だというのも実は嘘だ。
現在を生きる人間が少し得をするために、子々孫々にその何倍もの負担を押しつけるという、
正義感をよほど麻痺させて鈍感にならなければ到底受け入れることのできない話。
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原発はこのまま動かさず、その状態に社会を慣らしたほうがいい。
電気がじゃぼじゃぼ使える時期を過ごして、それからまた節電、ではつらい。
このままあと2夏ばかり過ごせばいいのだ。
クールビズだってもっと当たり前になるし、エアコンに頼らない住まい方の知恵もつく。
原発を動かしてしまえば、地熱や太陽光発電の開発にはずみがつかない。
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このことに関連して最近あきれたのが日本医師会の声明(4/11)
婉曲な言い方はしているが、要するに再生可能エネルギーの買取に反対している。
買取額が大きくなれば電気料金が上がるからイヤだ、と。
ソフトバンクが提唱している大規模太陽光発電なんか絶対反対ということですな。
なんだか自分の懐勘定しか考えていないような度量の狭さで、嫌になる。
仮にも国民の生命を守る、と大見得を切っている団体でしょ?
自分にとって損か得かでなく、もっと大所高所から議論してもらいたいものだ。
電気代が少々上がるぐらい、我慢しろよ。
自分が医師会に所属していることが恥ずかしくなるぞ。
(2012.5.13)