院長のつぶやき黒ばっかりではつまらない
先日息子の入学式に参列したのだが、子供も親もほとんど黒ずくめだった。
男はドブネズミ姿でも仕方ないとして、女の人まで黒ばかりになってしまった。
20年前なら、もっと明るい色を着ている人が多かったのに。葬式じゃあるまいし。
春なんだし、おめでたいことなのだから、心が晴れやかになる色を着て欲しいものだ。
冠婚葬祭をすべて黒のスーツで済ませる人が増えたからだろうか。
確かにそのほうが経済的ではあるけれど、TPOによって着こなすのが粋ってもんだろう。
普段のおしゃれにいくら熱心でも、フォーマルな席では黒一色。芸がない。興ざめだ。
一定以上黒が増えると、今度は黒のほうが無難ということになってしまったらしい。
他人と違うことを過剰に恐れる自己規制が働いているようだ。
自由なように見えて、こんなところに昔ながらのムラ社会が現れているのかも知れない。
(2012. 4.18)
院長のつぶやきスギ減感作療法は大成功
川本眼科だより130で私自身がスギの減感作療法(アレルゲン特異的免疫療法)を試していることをお伝えした。その後1年半近く経ったので、結果をご報告する。
結果的に、この治療は私には非常によく効いた。今年の春は目薬も点鼻薬も要らなかった。抗アレルギー剤の内服だけはしているが、それだけである。
マスクも花粉用のゴーグルも使わなかった。かつてこの時期に1日に1箱くらい使っていたティッシュも今ではそんなに消費することはない。
注射は今も月1回続けていて、それはそれで大変ではあるが、花粉症で苦しんでいたのが嘘のように楽になったことを思えば、やってよかったなあ、としみじみ思う。
(2012.4.11)
院長のつぶやき息子の東大合格
息子が東京大学理科三類に合格した。
あっぱれ、と褒めてやりたい。よく頑張った。
親としては本当にうれしい。自分の母校だし。
とりあえず、これでようやく1人、子育てが終わったと感じる。
後は自分で道を切り開いて行くだろう。それに必要な入場券は手に入れたのだから。
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もっとも、医学部に進学するかどうかはまだわからないそうだ。
ましてや、親の跡を継ぐ気はさらさらないらしい。
そうは言っても、たぶん、結局は医学部に進学すると高をくくっている。
もっとも、今は理三から3人ぐらいは医学部に進学できないそうだから、ちょっと心配だ。
川本眼科を継ぐほうは、どうも、全く期待できないようだ・・・(泣)
まあいいさ。10年、20年経つうちに、人間、考えも変わる。
挫折も経験しながら、そのうちに親のありがたさもわかるさ。
(2012.3.10)
院長のつぶやきスマホとケータイ
スマホに替えてからほぼ8ヶ月。いろいろなことができて便利な反面、欠点も目に付く。
一番よかったのはローマ字入力が可能になったこと。ケータイ式は性に合わなかった。メールを打つのが楽になった。入力の効率というのはとてもとても大事なことだと思う。
パソコン用ホームページが何とか見られるのもうれしい。もちろんパソコンで見たほうが見やすいには決まっているが、外出先でどうしてもチェックが必要な場合があるのだ。
困ったのは電池の持ちが悪いこと。いろいろなアプリを使えば使うほど電力消費は激しくなる。ついには一晩充電しても電池が1日持たないという事態に至った。ちなみに私の使い方だと、ケータイの時には充電しないで3日間大丈夫だった。
仕方なく、GPS機能を止め、朝日新聞を朝晩自動ダウンロードするのも止め、Wifi機能も止め、携帯音楽プレーヤーとしての使用も止めた。でも、そうなってくるとスマホにした意味がだんだん薄れてしまっている。ケータイでもできることしかしていないような・・・
ちなみにカミさん(副院長)も一時スマホに替えたのだが、新幹線のエクスプレス予約がしにくいことに愛想を尽かし、さっさとケータイに戻っていった。タッチパネルが使いづらくて仕方なかったらしく、あらためてケータイの操作性の良さに感激して「幸せ」とか言っていた。
私も正直なところ、1つのデバイスになんでもかんでも詰め込むことに無理を感じる。携帯電話の電池が途中で切れるという事態は非常に困る。何としても避けたい事態だ。
スマホからケータイに戻し、アプリ関係はiPod touchか何かで楽しむのが正解かな、と考え始めている今日この頃だ。
(2012.2.28)
院長のつぶやきバレンタインデー2012
昨日はバレンタインデーで、私もコメディカル・スタッフからチョコをいただいた。
典型的な義理チョコではあるが、それでも50歳を過ぎたおじさんにはうれしいものだ。
世間一般では義理チョコは激減しているらしいから、貴重な品なのだ。
ありがとうね、みんな。代表してチョコを買いに行った新人の○○さん、ご苦労様でした。
もっとも、お返しに食事会に連れて行かなくてはならぬ。結構高いチョコではある。
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娘は毎年「友チョコ」をもらう。自分は誰にもあげないのに、たくさんもらえるのは不思議。
ひょっとして男に間違われているのか?
カミさんがせっせともらった相手をチェックしている。
お返しを買いに行くのは彼女の役目なのだ。もちろん私の分も。
女の人はこういうところが細かい。
お歳暮やお中元でもしっかり金額を調べて同じような値段のものを返す。
わたしにはとうてい真似ができない。
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それにしても、と思う。
贅沢を言ってはいけないが、なんでチョコなのかな。
おせんべいのほうがうれしいのに。
(2012.2.15)