川本眼科

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院長のつぶやき

院長のつぶやきマナーモードの振動が弱すぎる

7月はじめに携帯電話を変えた。最新型のスマートフォン。(Aquos IS12SH)

もともと「モッタイナイ主義」なので、何でもそう簡単には買い換えない。

車など、もう16年も乗っている。(その前の車も10年乗った)

携帯電話も、まだ何年も従来型を使うつもりだった。

少なくとも新幹線のエキスプレス予約がスマートフォン対応になるまでは。

ところが、中央の十字ボタンがおかしくなった。押してもまともに反応しない。

修理できればよいが、こういうものはたいてい修理不能と言われる。

部品がないとか、買ったほうが修理するより安いとか・・

無駄なあがきはやめて、携帯が完全に死に絶える前に買い換えることにした。

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そのつもりがない買い換えだったが、機能の向上に驚いた。

インターネット接続も実用の範囲。ニュースも読めるし検索もできる。

iPodの代わりにもなるし、3D動画も見られる。

いろいろいじって使いやすくする楽しみもある。

なるほど、これははまる。従来型携帯には戻れない。

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技術の進歩には素直に感激したのだが、大きな欠点があった。

学会などでは大半の時間はマナーモードにしておかなければならない。

着信やメールはバイブ機能が頼りだ。ところがその振動が弱すぎる。

なにしろ、ワイシャツのポケットやズボンの前ポケットに入れておいても気づかない。

いつもはベルトに装着するが、振動しても全然わからない。

肌に押しつけるように密着させないとわからないレベル。

ズボンの後ろポケットに入れて座ったら、ようやく振動がわかった。

昔の携帯は、もっとずっと振動が強かった。バッグの中に入れておいてもわかるぐらい。

買い換えるたびに弱くなり、今度の機種はもうどうしようもないくらいに弱い。

こんなので振動に気づくはずはない。みんな文句を言わないのだろうか。

振動が弱いのを好む人もいるのだろう。後でチェックすればよいと考える人もいるだろう。

でも、特に仕事の連絡をすぐ気づかないと死活問題になることもある。

こういう基本的機能は手を抜いてはいけないと思うのだが。

(2011.7.28)

かないとわからない。

院長のつぶやき冷房の温度設定がちょうどよくなった

節電のため我慢しまければならないことも多い。

今までが傲慢に電気を使いすぎていたのだろうが、確かに不便はある。

ただ、私としては一つうれしいことがある。

冷房の設定温度が上がったことだ。

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普通、夏は薄着になる。ほとんどの人は半袖で過ごす。

当然、冷房の温度は薄着を前提に設定すべきだろう。

ところが、どこもかしこも冷やしすぎて寒かった。

スーツを着込んでいる人に合わせているとしか思えない。

日本の夏は湿度が80%を超えることも珍しくなく、蒸し暑い。

夏スーツを着ること自体が非常識ではあるまいか。

いつも夏の学会に出席しながらそう思っていた。

スーツ姿に合わせて寒くしてある嫌でも上着を着ざるを得ない。

室内は上着着用でちょうど良い、しかし一歩外に出ると無茶苦茶暑い。

仕方なく、移動には冷房をガンガン効かせたタクシーを使う・・・

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室内外の温度差が小さい方が健康にもよい。

冷房温度については、今が正しい設定温度なのだと思う。

来年以降もこの温度設定が続きますように!

(2010.7.3)

院長のつぶやき原発事故でも懲りない人々

高木仁三郎氏が16年前に日本物理学会誌に書いた論文を知人に教えてもらった。

「核施設と非常事態-地震対策の検証を中心に-」日本物理学会誌Vol.50, No.10, 1995

http://ci.nii.ac.jp/naid/110002066513

上記のサイトで CiNii Fulltext PDF – Open Access をクリックすれば読める。

これを読めば福島第一原発の原発は既に予言されていたことがわかる。

「地震の防災対策の不備と原発事故緊急対策の不備が重なって対応が不可能になる」

「非常用ディーゼル発電機の起動失敗からメルトダウンや放射能放出に至る」

「長時間外部との連絡や外部からの電力や水の供給が絶たれたら大事故に発展」

つまり、原発事故は想定内だった。国内の他の原発でも同じことが言える。

「活断層がない」は当てにならないし、振動解析は実際の地震の揺れを予測できない。

「マグニチュード6.5」という直下型地震の想定には何の根拠もない。

それなのに今だに事故から反省や教訓を得ていない人達がたくさんいることに驚く。

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原発事故に懲りない人々は早く原発を運転して元に戻せ、という。

浜岡原発に津波の防護壁を作ったら運転再開なんて、そんな馬鹿なことはない。

浜岡原発は津波対策をしたって危険きわまりない。

しばらく電気不足が続けば社会もそれに対応して変わっていく。

ガスエアコン、地中熱利用空調、建物の断熱化、LED電球の普及などが進む。

そうすればもう原発に頼らなくてもよくなる展望が開ける。

このまま原発を再開したら社会システムを節電型に変えていく絶好の機会を失うことになる。

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首相引きずり下ろし劇は原発推進派の意向がからんでいるという説がある。

私にはよくわからない。ただ、民主党も自民党も原発推進派ばかりなのが気になる。

原発は政治家にとって金のなる木だった、ということだろう。

政治家に任せておいては駄目なような気がする。

イタリアのように国民投票をすれば反対が圧倒的多数だと思うが。

(2011.6.16)

院長のつぶやきLED電球の導入体験記

この夏の節電協力のため、LED電球を導入することにした。

もともと、節電には気をつかっている。

エアコンはガスヒートポンプ式なので、電力消費は通常のエアコンの10分の1。

ダウンライトの多くも蛍光灯型。蛍光灯もほとんどが省エネに優れたHfタイプ。

そもそも、普通の白熱電球は使っていない。

だが、クリプトン球という小型電球がかなりある。(E17という口金のやつ)

昔は明るさを変えられる調光式のライトだとクリプトン球しか使えなかった。

これを全部LED電球に替えることにした。

60W→6.4Wなどとおよそ10分の1の電力消費量。

つまり10個の照明のうち9個消したのと同じ。照明の間引きよりずっと効果的。

しかも暗いのを我慢しなくてもよい。我慢我慢では長続きしないからね。

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問題は色や明るさや配光特性がわからないこと。

今の時代、ネット通販が安くて便利だが、実際に試してみることができない。

店に行けばある程度点灯した状態を見られるが、自院の使用状況とは異なる。

結局、少しずつ買って実際に試していくことにした。これが一番確実。

1800~4500円くらいだから試すにも結構金がかかる。

まず値段の安いシャープDL-J40ALとDL-J40ANを買ってみた。

1700~1800円ほど。寿命は2万5千時間。

その結果わかったこと。 まず、色は電球色がよい。

昼白色と電球色があるのだが、昼白色は青白くて寒々しい。

蛍光灯と比べ電球は影ができやすいのでなおさら青白さが強調される。

電球色でも白熱電球より赤みが少なく少し黄色っぽい。

配光特性は照らす範囲が狭く、正面は明るいが周辺は暗い。

つまりスポットライトみたいな照明にはとても相性がよい。

問題はダウンライトで、多くは電球を斜めに取り付けるようになっている。

普通のLED電球では光が偏ってしまい、具合が悪い。

対策品がある。パナソニックの「斜め取付専用」は秀逸なアイデア。ただし高い。

(パナソニック Everleds  LDA6L-E17/D/BH 4570円 寿命は4万時間)

実際に試してみて、ダウンライトには高価でもこれが一番だということがわかった。

結局なんだかんだで8万円ほどの出費。

寿命が長いし、電気代が安くなるので、長期的には元を取れると信じているが。

(2011.5.31)

院長のつぶやき学会もクールビズに

5月13日から15日まで東京国際フォーラムで日本眼科学会に参加してきた。

最高気温29℃と聞いていたので、これはもう夏と同じと思い、半袖のワイシャツにネクタイという服装で行った。

行ってみると、みんなスーツをしっかり着込んでいる。

館内の温度はスーツ姿に合わせてばっちり冷房が効かせてあり、半袖では寒い。

うーん、このご時世にどんなものでしょうね。

学会も節電に協力するのが当然だと思うが。

半袖で私は1人浮いていた。

(2011.5.16)

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