院長のつぶやきJIS2004
医師会が宛名書きなどに使用している文字を変更するらしい。
今まではJIS90+外字で、これからはJIS2004になる。
JIS2004はその名の通り、2004年に発表され、1万1233字が設定されている。
それまでの第一・第二・第三・第四水準漢字を含んでいるという。
反面、これまで外字で処理してきた人名用の漢字は含まれていない場合がある。
これからはこのJIS2004が標準になると考えられる。
実際、これ以上に漢字を増やしても仕方がない。
放置しておくと異体字などが増えて混乱するから歯止めが必要だ。
人名でも、JIS2004に含まれなければ、他の漢字に置き換えるか仮名書きになる。
名前は社会生活のため、コミュニケーションを取るためにある。
ある程度の漢字制限は当然だろう。
以前より制限は相当に緩和されているし、妥当なところだと感じる。
(2016.1.4)