院長のつぶやき 欠航であわや休診 2008年8月24日
お盆休みに家族で沖縄に行った。
帰り、沖縄から名古屋に戻る飛行機が欠航になってしまった。
なんでも、落雷のために機体に損傷、整備中とのこと。
無理に飛んで墜落でもしたら困るから、仕方がないことではある。
ただ、翌日からのの診療は「仕方がない」ではすまない。
お盆でどの便も満席だからホテルに泊まって翌日の便で帰れと言われた。
暇なら沖縄旅行が航空会社持ちで1泊伸びてうれしいかも知れない。
自分が病院の勤務医だったら言われるままにしていただろう。
しかし、医師が2人ともいなければ、川本眼科は突然の休診になってしまう。
休診を知らずに来院された患者さんから怒られることは必定だ。
お盆休みあけを待ちかねた患者さんがいらっしゃるに違いない。
予約の患者さんだってみえる。突然休診なんてとんでもない。
信用をなくしてしまう。スタッフにだって迷惑がかかる。
なんとかしろとJALの窓口担当者にすごい剣幕でねじ込んだ。
こちらも必死だ。どんな手を使っても帰らなければならない。
手はあるものだ。那覇-名古屋はもともと本数が少ないので無理。
しかし、那覇-大阪、那覇-羽田なら本数が多く空席待ちが取りやすい。
結局家族が二手に分かれて羽田経由新幹線利用で帰ってきた。
時間もかかり、疲れたけれど、その日に帰れてよかった。
新幹線代として1人1万2千円くれた。
那覇空港内の飲食券1人千円分ももらったけれど、結局使えなかった。
帰ったときはみんな疲れ切ってへとへと。
翌日の診療も疲れが残って結構こたえた。
それでも、ハイジャックに遭ったりするよりはずっとましか。
2008.8.24