院長のつぶやき 香り商品は勘弁してほしい 2013年9月20日
最近、香りのついた柔軟剤が人気らしい。
変なものが流行っているなあ、と憂鬱だ。
実は、昔から人工的な香りが苦手だ。
トイレの芳香剤を嗅ぐと不快感を感ずる。
シャンプーでも洗剤でも香りが強いものは敬遠する。
香水の香りをぷんぷんさせているのもいただけない。
どんなに綺麗な女性でも、付き合いたくない。
百年の恋もたちまち醒めそうだな、と思う。
スタッフには、仕事中は香水やオーデコロンをつけないよう頼んである。
患者さんでもたまに香りをまき散らしている人がいる。
本人は良い香りだと思っているのだろう。
でも、同じ香りを悪臭と感じる人がいることも知ってほしい。
閉鎖空間で嗅がされると辟易する。
あなたクサいよ、と言いたくなる。
1種類の香りならまだしも、2種類以上が混じり合うと最悪だ。
気分が悪くなる。
嗅覚は視覚に比べ、直接に脳を刺激するらしい。
それだけに、好き嫌いが極端に分かれる。
お願いだから、自分の好みを押しつけないでほしい。
(2013.9.20)