院長のつぶやき眼科手術学会
1月22日(金)~24日(日)に日本眼科手術学会が東京国際フォーラムで開催された。
私も土曜日の診療を終えてから急いで駆けつけた。
会場の東京国際フォーラムは医学関係の学会ではよく使われる。
東京駅から歩いて行けるのでありがたい。名古屋からでも午後3時半には到着した。
一番聴きたかった講演は聴けなかった。まあ、仕方ない。
休診にすれば朝から参加できるのだが、患者さんに迷惑がかかる。
プログラムは夜8時まで続くのでそれなりに新しい知識を仕入れることができた。
翌日も日曜の朝8時から昼過ぎまでみっちり勉強してきた。
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今回の収穫はボツリヌス毒素注射に関する講習を受け認定をもらったこと。
「眼瞼けいれん」や「片側顔面けいれん」の特効薬。他に良く効く薬はない。
自院でボツリヌス療法ができれば患者さんの手間暇が大きく軽減される。
いちいち大病院に紹介されて治療を受けに行くのは大変だ。
3ヶ月くらいで効き目が切れて繰り返し治療が必要なのでなおさらだ。
昔オウム真理教が細菌兵器として使おうとしたせいで取り扱いが極端に厳しい。
医療用の製剤は量が少なすぎて殺人なんて無理なのだけれど。
在庫を置くこともできないのでいちいち1本ずつ注文しなければならない。
廃棄処分方法にもうるさい。やれやれ、面倒だ。
(2010.1.26)
院長のつぶやき寒中お見舞い申し上げます
昨年12月に父が他界したため新年のご挨拶は欠礼いたしました。
年賀状をいただいた方にはこの場を借りて御礼申し上げます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
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正月頃かかった風邪がぐずぐずしてなかなか治らない。
去年1年は家族の中で私だけ風邪を引かず自慢していたのに。
家内や娘は「馬鹿は風邪を引かないね」と陰口。馬鹿でなくて良かったが・・
開業医は風邪ぐらいでは休めない。少しぐらいの熱は無理して診療する。
解熱剤や咳止めなど使って症状を抑えるが薬のせいもあって頭がぼうっとする。
そういう時は患者さんの話をじっくり聞く気力が出ない。
話がくどかったり回り道したりするのが普段と違って我慢できない。
話を遮られて不快な思いをした患者さんもいらっしゃったかも知れない。
まあ医者も人間なので体調に左右されるのはお許しいただきたい。
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それやこれやでしばらく「つぶやき」の更新を怠っていた。
読んで下さっている方もみえるのでこれからまた頑張って書こうと思う。
もともと筆が遅いほうなので週に1回くらいがやっとだが。
(2010.1.17)