川本眼科

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院長のつぶやき

院長のつぶやき予約制導入から1ヶ月

ネット順番予約制を導入してから1ヶ月が経った。
当初スタッフも慣れていなかったが、今は軌道に乗った。
この制度の概要は次の通り↓

・スマホ・ケータイ・パソコンで順番が取れる。
・順番が取れるのは当日朝7時から。
・「あと8人」になったところでメールが届く。
・1番~8番は予約なしで直接受診した方に割り振る。
・9番以降は予約/直接受診に交互に順番を割り振る。

事前に患者さんの声を伺ったところ、
「スマホもパソコンも持っていない」
「面倒くさいから今まで通りにして欲しい」
などの意見を多くいただいた。

確かに眼科では高齢者が多い。
高齢者はインターネットなんかやらない人も多い。
小児科や耳鼻科なら若い患者が多い。
若い人はネット予約に抵抗がない。
科によってこの辺が大きく異なる。

そこで、「予約なしでも不利にならない」を目指した。
このやり方では、予約の方を優遇していない。
「予約なしで直接受診した方」に厚く配慮している。

実際、予約なしでも待ち時間は今までと同じだと思う。
その反面、予約を取ってもかなり待たされる。
つまり、予約するメリットがあまり大きくないと言える。

その結果、予約を取って受診される方はかなり少ない。

私はそれでも構わないと思っている。
ごく一部の方が予約するだけでも分散効果はある。
予約した人たちは診療所の外で待って下さる。
混雑のピークが抑えられ、待合室の混雑も緩和する。

予約すれば、少なくとも診療所での待ち時間は減る。
仕事や家事などをしながらメールを待てば良い。
診療所で延々と待たされるより、多少は気が楽だ。

「予約/直接受診に交互に順番を割り振る」
この制度設計だと、必然的に
予約する人が少ないほど、予約した人は得をする。
逆に大多数が予約した場合、直接受診が得になる。

現実には予約する人が少ないので、予約は有利だ。
将来予約制が周知されると変わるかも知れないが。

(2018. 2.04)

院長のつぶやき岡井崇先生の葬儀

昨日東京の青山葬儀場で岡井崇先生の葬儀が執り行われた。
私も参列して献花してきた。

東大産婦人科で周産期医療、超音波診断に取り組んだ。
昭和大学教授となって後進を育成した。
産科医療保障制度の創設と運営に尽力した。
産科医療の問題点を広く世の中に訴える小説3作を著し、
2作はテレビドラマ化されて反響を呼んだ。
昭和大退官後は愛育病院の院長として活躍された。

皇太子妃雅子様の超音波担当医でもあった。

本当に、いつも患者さんのことを考えている方だった。
1人1人の患者さんに、いつも丁寧に接した。
決して手を抜かなかった。
いつも外来は混んでいて、外来の大幅延長は日常茶飯事だった。
日本の産科医療を良くするために奮闘努力を続けた。

患者さんからは信頼され、医師からは尊敬され、みんなから愛された。

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葬儀にはものすごい人数が集まった。
本会場にはとても収まらず、
急遽ビデオ中継を流す会場が作られた。
そこには座席はなく、全員立ったまま。
そのビデオ会場にさえ大勢の人が入りきれず、
寒い中、会場の外に献花だけするための長い列ができた。

私は45分列に並んで献花してきたが、
後ろには果てしなく長蛇の列ができていて、
いつ終わるのか全く分からないほどだった。

こんなにも多くの人がその死を悼んだという事実が
岡井先生の人徳と多方面にわたる活躍ぶりを示している。

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岡井先生、先生ほど患者思いの医師を私は知りません。
先生には本当にたくさんのことを教えていただきました。
患者さんへの丁寧な説明には頭が下がりました。
かつて先生の診察するお姿を見て範としたいと思いました。
今、先生の境地には遙かに遠く、忸怩たる思いがいたします。

これからも先生の診療姿勢を目標としていきたいと思います。
先生、お疲れさまでした。安らかにお休み下さい。

(2018. 1.22)

院長のつぶやき40年ぶりにパンクを経験

つい最近、パンクを経験した。
長い間、タイヤがパンクしたことはなかった。
生涯で2度目。

もともと、新車の時にはスペアタイヤが積んでいなかった。
最近の車にはタイヤ補修キットだけしか付いていないのだ。
それだけパンクが少なくなった証左でもある。
収納スペースの数値を大きくしたい思惑もあるのだろう。

ただ、スペアタイヤなしでは不安だったので、
途中でテンパータイヤを購入していた。
ロードサービスはパンク時にタイヤ交換はしてくれても
タイヤの補修はしてくれないということを知ったからだ。

今回はこのテンパータイヤが役に立って良かった。

前にパンクを経験したのは学生時代だった。
もう、正確にいつだったか思い出せないが、
30数年ぶりの経験と言うことになる。

それだけ、タイヤが丈夫になったのだろう。
それに、道も良くなったのだと思う。

まあ、たまたま釘でも踏むこともあるだろう。
パンクは運不運で仕方ないことではある。

ただ、ちょっと釈然としないのは、今回のパンクが
新品のスタッドレスタイヤに替えた直後だったこと。
高いお金を出しただけに、唖然とした。

確かに、最初からパンクしてたわけじゃない。
年末年始に4~5回乗った。でも、距離は短い。
こんなに短い間に”たまたま”って、相当に確率は低い。

これって、タイヤ自体の瑕疵じゃないの?

そう、スバルの店で言ってはみたが、
もちろん証拠が提出できるわけでもなく、
食い下がってもクレーマーに見られそうなので、
ちゃんとお金を払って新品を買い直した。
正直なところ、納得はしていない。

うーん、スタッドレスって、パンクしやすいのかしら?

まだぶつくさ言っているが、所詮お金の問題ではある。
事故などにつながらなくて良かったという見方もできる。

ただ、ほかのタイヤもパンクしそうな気がしてしまう。
一度こういうことが起きると、心配になるものだ。

「二度あることは三度ある」は御免こうむりたい。

(2018. 1.15)

院長のつぶやき下半身の話題3つ

少々旧聞に属するが、
NHKあさイチに中田真木先生が出演されたらしい。
先生は東大の2年先輩。同じ病院で働いたこともある。
日本の骨盤産婦人科学の第一人者。
産婦人科と女性泌尿器科の境界領域のパイオニア。

あさイチでの話題は女性の尿の拭き方。
×「前から後ろにこする」
〇「下から10秒ほどじっと押し当てる」

目から鱗が落ちますね!
常識とされていたことが必ずしも正しくないこともある。
興味ある方はNHKあさイチのホームページ

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中田真木先生と言えば、昔男性下着にも言及されていた。
ピッチリした男性下着は不妊の原因になるという説。
蒸れやすく熱がこもりやすい下着は精子の活動を抑制するという。

要はブリーフよりトランクスを勧めると解釈できる。
その発言のせいではなかろうが、一時はトランクス全盛だった。

だが、時代は移って、ボクサーパンツなるものが登場。
今や、ボクサーパンツが人気1位なのだという。
イメージとしてはトランクスとブリーフの中間くらい。

トランクスよりは熱はこもりやすいだろう。
そのせいで不妊が増えなければ良いが。

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NHK大河ドラマの主人公は西郷隆盛。
この人、フィラリア感染の後遺症で陰嚢が巨大に腫れていた。
大河ドラマの原作「西郷どん」にもその話は出てくる。
「ふぐりが腫れた」と。

奄美大島に島流しになったときに感染したらしい。
フィラリアは死滅してもリンパ液が貯留して象皮症になる。
江戸時代には日本でもそれほど珍しくなかったそうだ。

大久保利通らが洋装一辺倒になる中、西郷は和装を好んだ。
上野の西郷さんの銅像も和装。
その一番大きな理由は象皮症だったと推定される。

(2018. 1.15)

院長のつぶやき成人式・卒業式と商売

成人式の日に着物業者が夜逃げしたらしい。
大金を払ったのに着物を着られない女性たちに同情する。
詐欺/計画倒産ならとんでもない。
赤字倒産でも、事前に公表して善後策を講じることはできたはず。

個人的には、これを機に成人式のあり方を見直したらどうかと思う。
「成人式に着物」は別に日本の伝統行事でも何でもない。
成人式自体が戦後始まった儀式だ。

最初は着物とは何の関係もなかった。
質素な身なりで構わなかった。
途中で、着物業者がこのイベントに目をつけた。
着物を着る人が少なくなって困っていたからだ。
一生に一度の記念として着物を着ようと大宣伝を繰り広げた。
雑誌やテレビなどを利用して、徐々に浸透させていった。

自分で金を払うなら馬鹿馬鹿しくて相手にされなかっただろう。
巧妙なのは、親や祖父母に払わせる戦略を取ったことだ。
子供や孫のためなら、財布のひもは緩む。
新成人も、自分の懐が痛まないなら異存のあろうはずもない。

一定割合が着物を着るようないなると、抵抗はしづらくなる。
やはり着物を着たほうが豪華なのは間違いがないから。
ただのスーツでは、貧乏たらしい。

こうして、しっかりと商売のタネにされてきたのだ。

批判する声もなくはなかった。
過度に華美すぎる、金のかけ過ぎだ、経済格差を協調するなど。
「成人式には質素な服装で」という自治体もあった。
だが、着物業者にとっては死活に関わる問題。
禁止しては着物業者が立ちゆかない。
伝統文化を守るためという理由付けも加わって容認されてきた。

私は「成人式には着物」という同調圧力は問題だと思っている。
冷静に、よく考えるべきだ。
滅多に着ることもない服に大金をかけることの是非を。
価値観の問題だから、どうしても着たい人は着れば良い。
ただ、ビジネススーツで参加、でも全く問題ないと思う。
むしろ、親に過剰な負担を掛けさせなくて、すがすがしい。

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同じ構図は卒業式でもある。
息子は今年大学卒業。
びっくりしたのは「アカデミックガウン」なる代物。
これも伝統でも何でもない。
たぶん、どこかの欧米の大学のまねごとであろう。
私が大学を卒業した時には影も形もなかった。

誰かが、これを商売にすることを考え出したのだ。
そして、宣伝を繰り返して少しずつ浸透させた。
親に金を払わせるという戦略は成人式と同じだ。

今ではほぼすべての卒業生がアカデミックガウンを着る。
業者の戦略は大成功である。
うーん。なんだかなあ。
ここにも同調圧力が働いていて、不快だ。

共通しているのは親心を食い物にしている点。
日本社会にありがちな同調圧力を利用している点。
商売のにおいがプンプンして、私は眉をひそめてしまうのだが。

(2018. 1.12)

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