川本眼科

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院長のつぶやき

院長のつぶやき エレベータ用防災キャビネット 2014年2月2日

エレベーターに防災キャビネットを置いた。
閉じ込められた時の対策である。

普段だったら救援は1時間以内に来るはずだ。
緊急連絡用のボタンや通話装置がついている。
本当に来てくれるか試したことはないが。

問題は地震などの広域災害の場合だ。
あちこちのエレベーターが一斉に止まる。
一斉に閉じ込められてしまう。

救援の人手は限られている。
順番に回ったとしても、何時間もかかるだろう。
ひょっとしたら2~3日かかるかも知れない。
救援センターそのものが被災する事態だってありうる。

それでも、ひたすら辛抱強く救援を待つしかない。
脱出可能なのは映画の中だけだ。
ブルース・ウィルスの真似はできない。

止まっていると照明は消え、真っ暗になる。
外からの情報も入らなくなる。
携帯電話やスマホがあればいろんな意味で助かるだろう。
ただそれもじきに電池が切れてしまう。

深刻なのはトイレだ。
生理現象だからどうしようもない。

エレベーター用防災キャビネットには、
1.ライト(予備の電池)
2.多機能ラジオ(手回し充電可能、携帯充電可能)
3.水(ペットボトル)
4.カンパン
5.簡易トイレ(ペーパー、便凝固剤、消臭剤)
6.ブランケット
などが入っていて、この問題を解決してくれる。

最初検討したのはコクヨS&Tの製品。
http://www.kokuyo-st.co.jp/solution/bousai/elevator.html
ただ、15万円もする。ちょっと高い。

結局決めたのは(株)シコクのEV椅子という製品。
http://www.sk-shikoku.co.jp/products/disaster.html
ネットで\57,750と格安。ただ多機能ラジオがなかったので、
ソニーの手回し充電・非常用ラジオICF-B88を\5,269で追加。
http://www.sony.jp/radio/products/ICF-B88/

壁に固定するのはやめて、置くだけ。
大きい荷物を運ぶときなど邪魔になる恐れがある。
簡単に動かせるほうが融通が利いて便利だ。

置いてみると、普段は椅子代わりにもなって具合が良い。
照明が消えても視認できるように蓄光テープを貼っておいた。

災害は、忘れた頃にやってくる。
いざという時の備えは大事ですよ。
思い立った時にすぐ行動しないと忘れてしまうし。
いつやるの? 今でしょ!

(2014. 2.2)

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