川本眼科

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院長のつぶやき

院長のつぶやき防犯カメラと目撃証言

北九州の連続放火事件では、被害者とされていた女が犯人だったそうだ。
密かに設置した防犯カメラの映像が決め手になったという。

神戸市で小1の女の子が殺害された事件では、
防犯カメラに女児の後ろを歩く容疑者の姿が写っていたという。

万引き犯が防犯カメラのおかげで特定され捕まったというニュースもあった。
女性に抱きついた強制わいせつ犯も防犯カメラの映像で特定されたという。
いずれも、カメラがなければ絶対に捕まらなかったと思われる。

いまや防犯カメラは犯罪捜査の最大のツールとなった感がある。

かつては目撃証言が頼りだった。
だが、人間の記憶は頼りない。昨日のことでもよく覚えていない。
服の色とか身長とか、記憶は曖昧で当てにならない。

しかも、誘導により記憶は変容することが心理学の実験で確かめられている。
 祥伝社新書「記憶は嘘をつく」
 講談社選書メチエ「嘘をつく記憶-目撃・自白・証言のメカニズム」
 
警察がしつこく何度も尋ねるうち、警察に迎合した目撃証言が作られる。
そうやって冤罪が起こったと指摘されている。
目撃証言を過度に重視すると、間違いが起こりやすいのだ。

目撃証言に防犯カメラの映像が取って代わったことは良いことだ。
今までは捕まえることが不可能だった犯罪を摘発できる。
あやふやな記憶により冤罪が生まれるのを防ぐことができる。

プライバシーの侵害だと言う人もいる。
しかし、公道を歩く人の映像が、それほど秘密にすべき情報なのか?
治安を守り、犯罪を抑止することは、優先順位の高い事項だ。
道を歩く姿を防犯カメラに撮られるくらいは甘受すべきだ。

私は、安全で安心な街に住みたい。
防犯カメラのさらなる普及を望む。

(2014. 9.30)

院長のつぶやき反日と反韓

インターネット上で日本と韓国がいがみ合っている。

韓国の反日は昔からだが、最近は暴走している。

韓国で問題なのは教育と報道による世論誘導だ。
疑うことを知らない子供たちに日本への敵意を刷り込む。
成人になっても、日本への憎しみは続くという寸法だ。
マスコミがあらゆる情報を反日の色に染めて歪める。
親日の言説は存在自体が許されない。
少しでも日本を擁護した者は激しく攻撃され、排除される。

日本にもこんな時代があった。
第二次世界大戦の頃のことだ。
子供たちに「鬼畜米英」と教え込んだ。
竹槍で米兵の藁人形を突き刺させた。
当時は「軍国少年」がたくさんいた。
新聞はすべて国策に協力し、戦争を擁護し賛美した。
少しでも異を唱えると非国民と罵られ、つまはじきにされた。

かつて同じことをしていたと知れば、人のことを笑えない。
閉塞した歪んだ社会にしないためには
「言論の自由」「少数意見の尊重」「多様性の許容」
が大切だ。社会を1色に染め上げるのは危うい。
今の日本にも、危険な兆候はたくさん見られる。
人の振り見て我が振り直せ。自戒したい。

日本は昔は低姿勢で冷静だった。
しかし、最近はひどく感情的になっている。
最初は不快を表明する嫌韓だったが、今は攻撃的な反韓だ。

先に反日を始めた韓国に大きな責任があることは間違いない。

「人間関係は鏡のようなもの」が私の持論である。
こちらが笑えば、鏡の向こうの相手も笑う。
こちらが怒れば、鏡の向こうの相手も怒る。
こちらが侮辱すれば、鏡の向こうの相手も侮辱し返す。
作用反作用の法則のように。

相手が理不尽なことを言ってきたとき、主張を曲げる必要はない。
自分が信じることを述べて、堂々と反論すれば良い。
名誉を守ることは大切なことだと思う。

ただ、目的のためなら何でも許される訳ではない。

日本側のネットでの言動は、エスカレートして過激になった。
罵詈雑言は、正直読むに堪えない。人間性を疑う。
差別主義者のような言動は、恥ずべきことだ。

反則攻撃をされたとしても、反則を仕返せば闇試合だ。
どちらが正しいか白黒の決着を付けることはできなくなる。

相手が感情的になっても、自分たちは理性的でありたい。
感情をコントロールし自制するのが、品格であり君子の度量だと信ずる。

(2014. 9.3)

院長のつぶやき朝日新聞の購読を中止

朝日新聞との付き合いは長い。
朝日小学生新聞の頃から勘定すると50年近い。
父は新聞好きで朝日・読売・毎日・日経を取っていた。
大学3年くらいまで親の取った新聞を読んでいた。

独り暮らしするようになってからは朝日新聞だけを取った。
中道ややリベラル寄りな論調も私は気に入っていた。

名古屋に来てから中日新聞を読むようになった。
それでも朝日新聞は取り続けた。

その朝日新聞を今月いっぱいで購読中止にしようと思う。

理由は1つではない。

まず、ステレオタイプ的な決めつけ。
かなり前から医療問題に関する報道が不満だった。
医者は悪者、患者は被害者とまともな取材もしないで決めつける。
自分の考える構図に事実のほうを当てはめようとする。
ステレオタイプで判断するのは大新聞として情けない。
このつぶやきでも、何度か批判した。

次に、自説を主張するための強引なキャンペーン。
集団的自衛権の報道でも牽強付会が目立った。
社として反対の立場を取ることは構わない。
ただ、こじつけが多く、論理性に欠ける。
安倍首相が気に入らないから感情的に攻撃しているように見える。

そして、他人には厳しいのに自分には甘い二重基準。
誤報をしたら謝罪して訂正するのが当たり前ではないか。
誤報をうやむやに頬かむりしたり、逆に居直ったり。
マスコミは第4の権力であり、大きな責任を伴う。
報道の自由は声高に叫ぶのに、責任は取らない。
これでオピニオンリーダーなんて、ちゃんちゃらおかしい。

何年も前から気になっていた。
ただ、朝日に取って代わる新聞が見当たらない。
読売? ここもかなり問題あり。主筆も好きになれない。
毎日? ここも医療崩壊を加速させるような誤報をした。

とりあえず、中日新聞だけで間に合うような気はする。
あるいは経済誌の日本経済新聞にするのも1つの手だ。

・・・そんなわけで、来月から待合に朝日新聞は置きません。
朝日新聞を楽しみにされていた方、ごめんなさい。

(2014.8.18)

院長のつぶやきセルシオ19年

1995年9月に乗り始めたセルシオがもうすぐ19年になる。
かつてはたくさん走っていたが、最近はとんと見かけなくなった。
発売中止になってずいぶん経つから無理もない。

古くなると、いろいろ困ったことが起こる。
だが、気に入っている車なので、乗り換えたくない。

最初に困ったのはカーナビ。
純正ナビの地図の更新をしてくれなくなった。
仕方なく、しばらくは古い地図のまま走っていた。
だが、高速道路も新開通が相次ぎ、さすがに不便になった。
情報があまりにも古すぎる。

ところが、純正のエレクトロマルチビジョンというやつ、
簡単に市販品に交換するわけにはいかないのだ。
ナビもオーディオもエアコンも一緒になっているから。
サイズも特殊で、交換には大改造が必要。困った。

とうとう2011年に、ダッシュボード上に別のナビを取り付けた。
最初は付属の両面テープを使用したが、簡単に取れてしまう。
業者に頼んでねじで固定してもらった。
ナビは5万円ほどの安物だがこれで十分だった。
地図も最新になり、機能も向上して、大満足。

元のマルチビジョンも残って2画面が使えて便利になった。
折しもテレビがアナログから地デジに変わった時期。
地デジチューナーを付けたらテレビが実に鮮明になった。

さらに、温度表示の液晶もダメになった。
数字が読み取れない。エアコンの温度設定ができない。
でも、エアコン自体は動くからそんなに困らない。
人間センサーを頼りに上下のスイッチを操作。
暑けりゃ下げる、寒けりゃ上げる。

やや深刻なのが速度計。
たまに、速度がゼロを指したまま動かない。
しばらく走ると正常表示に戻る。
めったに起こらないが、さすがにまずい。
トヨタで診てもらうが、不具合が再現せず。
2回くらいチェックしてもらったが原因不明のまま。
今日は長い距離を走ったけれど、全く起こらない。
このまま直っていてくれればいいのだが・・

もう潮時だと思い、しばらく新車を物色。
ただ、欲しい車がない。
最近の車は顔が下品で乗りたくない、とカミさん。
セルシオは加速がいいし、静かだし、乗りやすい。
ほかに乗りたい車がない。

そんなわけで、今度の車検も通すことにした。
満20年を超えるまではこのまま乗り続けようと思う。

(2014. 8.03)

院長のつぶやき手首式血圧計

手首式の血圧計を買った。OMRON製。

驚くほどコンパクトで軽い。
これなら、旅行に携行しても苦にならない。
いや、普段からカバンに入れておいたってよい。
外出時でも思い立った時に測れる。

音も静かだ。隣の人に気兼ねなく使える。
新幹線のグリーン席だって大丈夫。

血圧データをネット経由で送信する機能まである。
送信すると、自動で血圧のグラフを作ってくれる。

問題は測定精度だろう。
血圧計の高さを心臓と揃えるのが難しい。
高さによって大幅に値が変わる。
もっとも、腕で測る場合も高さの問題はある。
ただ、上腕で測れば心臓の位置と大きくは変わらない。
手首式の場合は簡単に高さが変わってしまう。

これも「測定姿勢ガイド」なるものが付いている。
間違った姿勢だと赤色ランプ、正しい姿勢だと青色ランプが点灯する。
至れり尽くせりだ。
ひょっとするとガイドのない上腕式より正確かも。

もともと血圧は変動が大きい。
時間によっても変わる。緊張でも変わる。
在宅時と外出時でも変わる。
様々な場面で気軽に何度も測定できたほうがよい。

優れものだと思う。お勧めする。

(2014.7.23)

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