川本眼科

文字サイズ

小 中 大

院長のつぶやき

院長のつぶやき1時間25人の診療って・・

川本眼科にはいろいろなダイレクトメールが送られてくる。
たいていは捨ててしまうが、中には興味を引くものもある。
良い意味でも悪い意味でも。

眼科診療効率化をうたった怪しげなセミナーへのお誘い。
船井総合研究所というコンサルタント会社の主催。
1人の眼科開業医の成功事例を紹介。
1時間に10人から25人に増やすことに成功したとのこと。

そりゃ素晴らしい。
うちもそれだけ効率化できたら待ち時間も解消して万々歳だ。

でも待てよ。
1時間に25人診るということは1人2分強でこなす必要がある。
眼科の診察を一通りすれば頑張っても1~2分はかかる。
1分で終わる人もいるけど、5分以上かかることもある。

2分弱でこなすには、
1.患者さんの話はほとんど聞かない
2.医師の説明は30秒以内
ということにならざるを得ない。

話を聞くのはスタッフ任せ、説明もスタッフが担当するらしい。
事前にパンフレットや説明ツールを用意してそれを使うらしい。

うーん。

確かに、診療効率を極限まで追求するとそうなる。
1分で診ても10分で診ても診療報酬は大して変わらない。
一番儲かるやり方ではある。

でも、それで患者さんは満足しているのだろうか。
たぶん、不満だらけだ。
「あそこの医者は話もきいてくれない」
「説明もろくすっぽしてくれない」
ほかに通える眼科が無いから仕方なく受診しているのだ。
説明をきちんとしてくれる眼科が近くにできれば、逃げ出す。

医療にはマニュアル化できない部分がたくさんある。
でも、医師でないスタッフはマニュアル化した画一的な説明しかできない。
患者さんは1人1人違うのだ。
医師がすべき説明業務をスタッフに丸投げすることなどできない。
本来できないものを強引にやっていでれば、相当にひずみが出るはず。

目指す方向性が間違っている、と私は思う。

(2017.8.9)

院長のつぶやき盲導犬協会のラブちゃん募金

今、川本眼科には募金箱を2つ置いてある。
1つはアイバンク募金。
半年ごとに集計してアイバンクに送っている。
金額が少ないときは院長のポケットマネーを足している。
アイバンクは運営費が全然足りていない。
募金は貴重な財源になっている。

もう1つは中部盲導犬協会のラブちゃん募金。
川本眼科の受付に置いてある。
このあいだ集計して盲導犬協会に送金した。
なんと4万5千円になった!

会計のやり取りをするそばに置いてあるので、
その際に募金もして下さった方が多かったのだろう。

ありがとうございました。
篤志は1円違わず盲導犬協会に届けました。

盲導犬育成には大変な手間がかかると聞く。
1頭を一人前に育てるまでには長い訓練が必要だ。
当然、お金もかかる。
公的な支援は多少はあるものの、全然足りない。
運営資金の90%を棋譜や募金で賄っているのだという。

それだけ、募金に期待されているということだ。
川本眼科としても、できるだけ協力していきたい。

みなさま、今後も募金をよろしくお願いいたします。

(2017. 8.5)

院長のつぶやき遠近両用コンタクトをつけてみた

昨日、今日の2日間、コンタクトをつけてみた。
アルコン トータルワン マルチフォーカル
まだ発売前のコンタクトである。
アルコンに勧められてモニター装用。
なんでも、実際に自分で試してみないとね。

目薬も新発売の時は、1回自分で点してみる。
そうするとしみるとか、充血するとか、さし心地とかが分かる。
こういう感覚的な部分は、添付文書を読んだってわからない。

コンタクトは昔、短期間だが使ったことがある。
30年以上前、学生時代のこと。
ゴロゴロと異物感が強く、やめてしまった。
それでも1年くらいは使ったろうか。

コンタクトのモニター装用はいつもするわけではない。
よほど気になるコンタクトが発売されたときだけ。
それも1日2日だけ使う。

ふだんは常時メガネなので、スタッフも驚いている。
もう、メガネがトレードマークになっているからね。

久しぶりだったので、最初は変な感じだったが、すぐ慣れた。
メガネの枠がないのは視野の広がりには有利。
装用感はすごく良い。秀逸だ。

見え方は、遠くはOK、近くはちょっとぼける。
まあ、でも、新聞でもカルテでも、支障なく読める。
遠近両用メガネと異なり、近くをみるために目線を下に向ける必要はない。
車の運転も大丈夫だった。
診療行為すべてコンタクトのままでも可能だった。
ただ、普段だと暗いまま読める字が、明るくしないと読めなかった。

結構使えることはわかった。
それでもコンタクトだと角膜が乾く。
特にレーザー治療をしたときは、ひどく乾いた。
レーザーをするときは集中して瞬きをしないからだ。

外すのに、少々苦労した。
普通につまもうとすると指先が滑ってしまう。
指先の水分を完全になくし、鏡で慎重につまんだら取れた。
これは、一般の患者さんでは、相当に苦労する人が多そうだ。

「装着していないかのようなつけ心地」とメーカーは主張する。
確かに、装着時はほとんど気にならなかった。
だが、外したらホッとした。眼も楽になった。裸眼並みとは言えない。

モニター装用の結論。
現時点で最良の遠近両用コンタクトの1つであることは間違いない。
酸素透過性は最高レベル。装用感も良い。
十分実用になる。

でも、それでもやっぱり、メガネのほうが楽だし、使い勝手が良い。
少なくとも私は、普段はメガネを選ぶ。
何かメガネが使えない事情があるなら、お勧めできる。

(2017. 8.3)

院長のつぶやき健診を受けてきた

昨日、名古屋市医師会健診センターで健診を受けてきた。

毎年、健診の勧めは来るのだが、正直なかなか行けない。
血液検査くらいは自院でできるので、たいていはそれで済ます。
でも、骨密度を調べるとか、内臓脂肪をCTで調べるとか、腹部エコーとか、
自院では不可能で受けてみたい検査もいろいろある。
時間が取れることになったので、久々に受けてみた。

健診センター内部は白を基調としていて明るく清潔。
今回は胃透視検査をパスしたせいもあって早かった。
ほとんど待たされることもなく、40分ほどですべて終わった。

年齢を考えると、もう毎年きちんと受けたほうがよいのだろう。
私の恩師も肝臓ガンが相当進行するまで気づかなかったようだし。
医者も病気にかかる確率は一般人と変わりない。

カミさんは面倒くさがって、知り合いの内科医で診てもらっている。
親切にはしてもらえるが、全部の検査はできない。CTとか。
来年はカミさんも連れ出して受けようか。

今年は後日脳ドックも受けることにした。MRI、MRA、頸部エコー。
多発脳梗塞とか未破裂動脈瘤とかで過剰診断になりやすいとも聞くが、
まあ一度調べておくのも悪くはないだろう。
あとあと体調不良になってから検査したときに比較もできるしね。

近藤誠氏のように健診は百害あって一利なしと説く人も確かにいる。
でも、私は健診は有用だと思っている。
結果を冷静に受け止め、理性的な評価ができれば、という条件付きだが。
病気の早期発見につながるほか、生活習慣の見直しもできる。

みなさんも、1年に1回くらい、自分の身体をチェックしてみてはいかがですか?

(2017. 7.27)

院長のつぶやき既読スルー確信犯

メールからLINEへ、伝達手段が変化してきている。
スタッフへの連絡も、以前はメーリングリストだったけど、
今はLINEのグループトークを使っている。

LINEでは「既読スルー」なる言葉がある。
メッセージを読むと「既読」と相手に伝わる。
既読なのに返事をくれないと怒られるわけだ。

だから、LINEにはみんな即時に反応して返信するらしい。
その返信にも即時返信するから、やり取りが延々と続く。

いや、待ってよ、これを義務だとすると大変だ。
正直そんなことで時間を取られるのは困る。
だいたい、大事でも急ぎでもない用件のほうが多い。

しかし、世間一般では放置しておくのを許さない。
相手は既読なのに返事がすぐ来ないのを気にするらしい。

—-

対策を考えた。
急ぎでないLINEにはすぐに返信しないことにした。
スマホも家では持ち歩かないことにする。
チェックは1日1回程度にする。

「いつもすぐ返信」をしていると、常にそれを期待される。
期待値を下げておく必要がある。
つまり、「この人はいつも返信が遅い」と思わせる。

それが当たり前になると、ずいぶん楽になる。
忙しい時に無理して返信するのは大変だ。
自分がゆっくり時間が取れるときだけやればいいのだ。

そんなわけで、私はメールもLINEも返信が遅い。
しばらくは既読のままで放っておく。
誰に対しても同じ。別に悪意はない。
ご了解いただきたい。

(2017. 7.23)

院長のつぶやき